中高生の部活動
私は小学五年生から中学三年生まで毎年日本で夏休みをすごし、その内の五週間ぐらいは母の母校、和田小学と和田中学で体験入学をしていました。母の実家は千葉県南房総の和田町という、ほんとうに小さい田舎の村です。
さて、中学校に上がると日本では部活動が始まります。もちろん、アメリカの学校でもスポーツや色々なクラブがありますが、日本の学校のように三年間毎日同じ部活を続けることは絶対にありません。和田中学では、生徒は全員部活に参加するのが普通だということなので、私も軟式テニス部に入ることにしました。
練習は信じられないほどきつかったので、始めはほんとうに苦労しました。午後はもちろん、朝も練習が七時に始まり、毎日合計四、五時間ぐらい練習しました。私は自転車通学だったので、片道五キロ自転車をこいだ後に練習があるとやはり授業が始まる頃にはくたくたでした。
私が一番不思議だと思ったことは、なぜ日本の学校は部活動にこだわるか、ということです。もちろん、勉強以外の活動に励むのは健康の面、精神の面にもいいことだと思います。アメリカでは、高校や大学の受験をする時に勉強以外の部活動はとても大切で、バランスの取れている学生生活を送ることは希望校に入るためのプラスになります。けれど、日本の受験は試験の結果だけで決まってしまうので、部活は本当に自分身心のためにやることになるのでしょうか。
毎日くたくたに疲れ、筋肉痛で苦しんでいた私にはなぜみんなが「部活命!」と言いながら励むのかわかりませんでした。しかも、同じ部活を三年間続けるのはつまらないのではないかとも思いました。アメリカでは、年にスポーツを三種類することもできるし、スポーツ以外にも色々なクラブ活動にも参加することができます。それに、これはもしかしたら田舎の学校だからかもしれませんが、みんなは毎日部活で疲れてあまり勉強していませんでした。受験の時期には部活動はもちろん終わり、みんな毎日勉強に集中しますが、普段コツコツと勉強しないと学校に行く意味がないのではないのでしょうか。これは日本の教育制度の問題の一つでもありますが、もしかしたら部活などに励むと言うのはもっと日本の文化の特徴ではないでしょうか。一つの目標に励んで、チームとして全員で頑張ることや、「やる気」を日本人は特に大切にするからなのでしょうか。
伯母に一度なぜ学生は部活をするのかと聞いたら、「部活をしてくれなかったら困る。」と言われました。「なぜ?」と聞いたら、「だって、部活で時間をつぶさないと、どっかで毎日遊んで不良になられたら本当に困るじゃないの!」と言われました。当時、これを聞いて私は変に納得してしまいました。
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返信削除本当に面白い主題ですね.
返信削除日本で部活動に参加するのは中学校で終わず,大学まで続くみたいです.例えば,私が早稲田大学で勉強した時も皆部活動にむちゅうになって勉強とかにはあまり気にしなかったみたいでした.
でもこれはあくまでも文化の違いではないかなと思われます.例えば韓国では大部分の学生達が放課後,学園にいって毎日夜十二時まで勉強したりします.
なるほどねぇ。本当にその通りですよね。今はどうか分かりませんが、私が中学に通っていた頃も、部活は盛んでしたね。私はバスケットボール部だったのですが、きちんとしたコーチがいなかったせいで、好き勝手にやっていたのですが、他のクラブは大変だったんじゃないかな。
返信削除どうして、あそこまで、一所懸命にやるんでしょうね。本業の勉強をそっちのけで。また、部活動は、一度入部すると退部するのはものすごく難しく、それがもとでいじめにあうようなこともおこります。アメリカのように、いくつものクラブを掛け持ちにするなどということは、まずありません。
そうですね。私が気になることは、なぜ韓国と中国の生徒は毎日塾に行って勉強しているのに、日本はこんなに部活にこだわるかです。日本は韓国、中国と同じで、受験はテストの点数で決まってしまいます。本当に不思議です。
返信削除私も日本での部活動内のいじめは本当に大きな問題だと思います。先輩後輩関係も厳しいし、一回嫌われると毎日卒業するまで地獄の日々が続く、と従姉から色々な話を聞きました。和田中でも、部活関係で登校拒否になってしまった生徒は数人いました。